煉獄からの無極、そして金剛へ。

激烈という言葉を具現化すれば、ここ2日間の僕らがそうだろう。

久々に足が震えて、注文したハンバーグが全て食べきれない。

常に状況確認のために携帯電話がフル稼働。

中途半端な情報が気持ちだけをすり減らす。

 

煉獄とういう技をご存知だろうか？

喧嘩商売という漫画に出てくる主人公の技の一つで、1度ヒットすれば自分の体力がきれるまで相手に防御不可能の連打を浴びせることのできる大技です。

 

そう、僕はこの2日間の煉獄をくらい続けたわけです。

倒れたいのに倒れることができず、殴られ続ける、そう煉獄！

 

ビジネスで煉獄を食らう場合、一人ではない。

恐ろしい数の人達が煉獄煉獄煉獄状態。

 

こんな状態から助かる方法はあるのか？

答えはイエスです。

ただし、常日頃から剣と魔法とファンタジーの世界を想像しているような思い込みの激しい人限定ではありますが、そんな人にはおすすめ技を紹介。

 

『まぁ、死ぬわけではないし、みんな頑張ってるし、俺かっこつけよう』と思い込みで全力を演技し切る、もちろん無極を使って。

喧嘩商売という漫画では無極という技？があります。

これは思い込みにより痛みを和らげたり、疲れを忘れたりというとんでもない妄想力の必要な技をです。ただ無極以外助かる方法はありません。

 

周りからもすごい数の心配の声をかけられても『みんな頑張ってくれてるので、営業の僕は僕の仕事、お客様への謝罪をします。その代わり必要情報は全部僕にあつめてください。』なんて超かっこいい奴を演じました、無極を使って。

 

本当は『今すぐ寝たい、、、もう、、むり。』なんて状況でかっこつけてました。

1回かっこつけると後には引けないので最後まで演じ切りました、無極を使って。

 

そうしてなんとか2日間みんなアンチ煉獄とばかりに踏ん張ってくれたおかげでなんとか事態も収束し、落ち着きを取り戻しました。

 

これからもかっこつけて足を震わせ、ハンバーグが喉を通らなくても、このスタンス演じきろうと思います。もちろん腑に落ちない暗い黒い感情も抱えながらではありますが。

※この無極スタンスは本当に当事者意識のないバカには逆効果です。あ、私悪くないんだー！みたいなことを平気で思うバカには金剛を食らわせてやりましょう。